公開講座: 「大学野球の楽しみ方」 立教大学野球部監督 溝口智成氏


司会

本日は、横浜立教会公開講座に現立教大学野球部監督 溝口智成様をお迎えしてご講演を戴きました。

溝口様は、平成3年 母校立教大学経済学部経営学科が卒業され、㈱リクルートに入社し約23年間サラリーマン生活をされてから、母校の監督に就任され現在に至っております。
藤沢市のご出身、地元の県立湘南高校を出られていますので、神奈川という事で少なからず御縁を感じます。溝口監督自身も大学時代には2度のリーグ優勝を経験し、ベストナインにも選ばれるなど大変活躍されました。


講演内容

現在野球部は、部員数191名。1軍から4軍まであり、野球を志す者を拒まずという姿勢で日々練習指導を行われています。朝7時にはグランドに出て、夜まで一日中グランドにいらっしゃるそうです。出欠管理は徹底しているので幽霊部員はいない、アルバイトは禁止。部員は、強豪高校の出身者、所謂アスリート入試での入部者、立教高校出身者、指定校推薦、一般入試入部者と分かれます。当然練習方法や指導内容も違ってくる訳ですが、監督の目指す信念、どの様な思いで監督をされているかと言うと、野球部員として立教を卒業した事に、自信と誇りを持って欲しいという事です。勝つ事は確かに必要だが、人としての土台、基本、礼儀をしっかりと身に付けて欲しい旨を強調されておられました。

野球も人間的に成長しないと上手くならない事、しっかりと自分と向き合う事が大事等々、ご自身の経験されてきた事に自信を持ってお話しをされていました。特に興味深く拝聴した事は、今、1軍から4軍までの部員達の共通の標語を決めて日々練習をされているとの事。その標語とは、AKT。Aはanswer・Kは 駆け足・Tは闘う気持ち…
兎に角、選手たちに「あの時にあの努力をしたから」勝てた、優勝が出来た、という努力の結実さを体験して卒業し社会に出て行って欲しい、それを自分の糧にして行って欲しい、だから何とか彼ら選手たちに勝たせてやりたい気持ちでいっぱいだそうです。溝口監督は温厚そうなお顔をされておりますが、グランドではさぞや厳しいお顔の鬼監督なんだろうな、と思いました。

今回の春のリーグは、あと1勝が出来ず明治に負け優勝を逃しましたが、今回は気後れすることなく敢然に挑み攻め続け、ほぼ100%自分たちの力を出し切った結果負けたという感じであったので、秋に向けてこの調子を持って日々練習に取り組んでいるそうです。


司会

来季秋のリーグ戦は大いに期待するところです!! 目指すは「優勝」!!

溝口監督様 本日は長時間にわたってのご講演ありがとうございました!!

濱田記